数年前のブームから落ち着き、アウトドアブランドでは今やノースフェイスに次ぐ認知を確立したと言っても過言ではないアークテリクス。

街歩きをしてみると、バックパックならばナンバーワンの存在といえるかもしれません。

僕も、そんな街行くアーク信者の一人。というか衣類の生涯ベストバイがアークと言えます。これまでアーク製品は10程度使用してきましたが、その中でも間違いなく最高なのが、この「FISSION SL」です。

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購入までの日々

初めてインターネットで画像を見てから、実際購入するまで1年掛かりました。
今から7年前、当時はまだ金町にあったSUNWESTが唯一の正規ディーラーで、正規販売価格は108,000。ちょっと贅沢過ぎな感じ。インターネットではまだ正規販売が一切無かったのです。
泣く泣く諦めますが、とにかく寝ても覚めてもアークの事しか考えられない!春が来て、夏が過ぎ、そして秋がやって来る。これでもかとネット上の断片的な情報をずっと探し回っていました。

そんな中、画像検索をしていると一つの画像から海外オークションサイト、ebayへアクセスします。
sizeM!価格$400!!
ついに見つけた…!?
丸1日悩んだと思います。初めての海外オークション、真偽、到着までのshipping、…いやでも!これだ!!

そこから到着までの3週間!待ち遠しい日々!わずかに進んで行くshippingの状況進捗が唯一の確認方法です。

そして12月20日(6年以上前ですが)、その時が来ました。夜最終時間帯での配達を受取り、梱包を開けると…

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っうっわぁぁっ…震えるくらいの感動…!嬉しくて楽しくて、コンビニ行くにも毎日着てました。

機能性などのディテール

アークテリクスの特徴である立体縫製による独特のフォルム。タイトでありながら、一つ一つの動作に対して全く支障がありません。

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ブランドロゴとGORE-TEXロゴはプリント圧着され、止水性が確保されます。

アークジャケットの大まかな分類

アークテリクスジャケットは大きく3つのポイントで理解することが出来ます。

ポイント

外皮(シェル)の仕様
中綿(インサレーション)の有無
丈の長さ(α、β、γ)

例えば、FISSION SLならば、

’FISSION’ ラインの
’SL’ (super lite=最軽量モデル) タイプ
を表し、具体的には
外皮(シェル)の仕様 …GORE-TEX proの1枚レイヤー
中綿(インサレーション)…thermatekというアーク独自の軽量保温素材
丈の長さ(α、β、γ) …SL(super lite=最軽量モデル)のため、短い
となります。

例えば、BETA SVならば、

’BETA’ ラインの
’SV’ (severe…シビアな環境用モデル)タイプ
を表し、具体的には
外皮(シェル)の仕様 …GORE-TEX proの3枚レイヤー
中綿(インサレーション)…純粋なシェルジャケットのため、無し
丈の長さ(α、β、γ) …BETA(ベータ。アークテリクスでは「丈の長さβ」は長いタイプを表す)のため、長い(臀部が隠れる程の長さ)
となります。

ディテール etc.

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襟廻りのドローコード
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上下ジッパー
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脇下シッパー(止水シッパー)
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内ポケット

実際に着てみると、本当に着ている事を感じさせないような軽さ。カーディガンでも軽く羽織るような感覚になります。
そしてしっかり暖かい。
中綿も化学繊維であるため、ちょっと注意は必要ですが洗濯も普通の洗濯機で可能です。

残念ながら現在は廃盤ライン

惜しくも2014シーズン以降は廃盤となり、現行ラインには存在しませんので、中古品の購入しか手段がありません。
また、今もってなおの人気故に偽物も大変多いのが実情です。

身に纏う事によろこびを感じる、生涯ベストバイの一着
ARC’TERYX FISSION SL


FISSION SL
アークテリクス
arcteryx.com


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