JORDAN | ジョーダン
何となく落ち着いた(終わった?)感のあるスニーカーブーム。
2、3年前の異常な?盛り上がりは何だったのかなーと思いつつ、ブーム沈静化したのは間違いない。
ナイキ、アディダスを筆頭にシューズ販売数が全世界的にダウン、6/29付けのニュースではナイキの株価が何と20%下落だそうだ。このタイミングで買っておくのも良いかもしれない。
但し、これはスニーカー自体が図れなくなったというよりは、
『 ブーム→定番化 』してメディアが取り上げなくなっただけで、
周りを見渡すと何気にジョーダン、フォース1ばかりが目に付くくらい当たり前の事として浸透が完了した、とみるべきかもしれない。
円安効果で元々の定価が相当上がってしまったという状況はあるものの、それ以上に需要に対してスニーカー自体が供給し切って、新たに買う必要が無くなっただけなんじゃないの、という気もしている。
実際、ここ数年ジョーダン1を超える話題性があった新作スニーカーがちょっと思い浮かばない。
言わずもがなのディオール、トラヴィス・スコット、オフホワイト辺りが毎年のように発表されたころがピークだったのは間違いないでしょう。
ただ、この辺のコラボものはプレ値も凄まじい事になっていて、一般庶民が普段履きするって感じのアイテムではないですね。
このプレミアムコラボシリーズが一気にスニーカーブーム(といかジョーダン1ブーム)を盛り上げ、その後通常の復刻版である JORDAN 1 OG に1,2年の製品化期間を経てようやく新カラーが投入されるなど、販売が強化されます。2021、2022年くらいからでしょうか。
そんなここ最近、何しろこの JORDAN 1 Low OG にハマっていまして。
現在2カラー着用中、年末発売のもう一色も買う予定です。
憧れのスニーカーを今こうして履きつぶせるって…楽しすぎませんか?!
普通にナイキ公式サイトで購入できるのは、ブームの終焉に伴う嬉しい変化!
メルカリ等の中古市場も価格帯が落ち着いて、一般的な中古スニーカーと同じ感覚で、かなり気軽に買えるようになっています。
ブームの終焉、最高ですね!!
Contents
「AIR JORDAN 1 Low OG UNC」って?
そもそも AIR JORDAN 1 Low OG UNC とは?
あまり説明の必要もないでしょうが、一応の解説をしておくと。
(一応とは言え結構長くなっちゃいました。興味ない方は飛ばしてくださいね。)
マイケル・ジョーダン と エアジョーダン
名前は聞いた事が有るでしょう「マイケル・ジョーダン」。バスケの神様、バスケ史上最高の選手と言われています。(実際レブロンよりも上だと思ってます、個人的に)
「エアジョーダン」は、そのマイケル・ジョーダンのためにデザインされたバスケシューズで、原則として1年1足づつ新たなデザインが発表されます。現在シリーズ39作目がオンシーズン。
最近では毎年の新デザイン発表が年中行事みたいな感じ。
今では「ジョーダンブランド」という一つのブランドになっていますが、大きくはナイキに含まれます。
「エアジョーダン」はナイキ独自のエア(AIR)テクノロジーに、マイケル・ジョーダン(JORDAN)の名を組み合わせた訳ですね。
毎年新デザインが発表され、古いデザインが復刻される中、
ファーストモデルであるAIR JORDAN 1 オフホワイトコラボが2017年、トラヴィス・スコットコラボが2019年に発表。
そして迎えた2020年、ネットフリックスでマイケル・ジョーダンの優勝年をドキュメントしたオリジナルシリーズ「マイケル・ジョーダン:ラストダンス」が放送開始されます。
そして時を同じくして2020年、ディオール×ジョーダンコラボの「AIR DIOR」発表。
ジョーダンブランドの戦略が見事な事。
この「マイケル・ジョーダン:ラストダンス」公開後、本人のサイン入りエアジョーダンがオークションで1億円を超えて取引されるなど、しばらくジョーダン近辺が慌ただしかった記憶があります。
単純なマイケル・ジョーダンだけのドキュメンタリーではなく、破天荒なロッドマン、今ではコーチとしてGSWの黄金期を築き上げたスティーブ・カーの選手時代等、個性豊かな脇役たちがフィーチャーされ、スポーツエンタメとしても素晴らしく、どなたでも楽しめるシリーズになっています。
「エアジョーダン」は単純な知名度だけならば、もうマイケル・ジョーダン自身を超えてしまっていますが、やはりマイケル・ジョーダンのプレイヤーとしての存在こそが全ての根源にあると感じます。
AIR JORDAN「1」
AIR JORDAN「1」は今から40年前の1984-1985シーズン、マイケル・ジョーダンのルーキーイヤーに発表。
当時から爆発的人気だったそうです。
開発前夜の物語がマットデイモン、ベンアフレック出演で映画化されるほど。
映画「AIR/エア」アマプラで見れます。
今では世界No.1のスポーツブランド「ナイキ」と史上最高のバスケ選手「マイケル・ジョーダン」。
40年前はそれぞれ弱小スポーツブランドと、ただの新人バスケ選手。
今とはまるで違う境遇だった事に不思議な驚きを感じますね。
毎年デザインされるエアジョーダンですが、40年も続いていると人気のある/ないモデルが出てきまして、感覚ですがシリーズ屈指の人気は1、5、6、11の4つ。次いで3,4と言ったところ。
その中でも JORDAN「1」はファーストモデルであること、そのシンプルさ、上品さ、全体のシルエットの秀逸さ、絶妙なローテク感…等々、40年経てもなおダントツでNO.1の幅広い支持を受け続けています。
今はこの復刻版が通常価格で普通に買える、中古なら更に安く買える訳ですから見方によっては良い時代になったもんです。
JORDAN 1 「HIGH」「MID」「LOW」
様々なバリエーションが存在する AIR JORDAN 1 ですが、最も大きなバリエーションが「HIGH」「MID」「LOW」のシューズ形状自体の種類でしょう。
これはもう、どんなシューズブランドにも共通する一般的な分類ですね。
最もジョーダン1らしさを感じるのはもちろん「HIGH」。
いちばん人気が有るとも言えます。
全体的なシルエットやデザインは1985年当時のままですが、使われる素材や細かなディテールは現代の技術が採用されています。
中間の高さとなる「MID」
ジョーダン1の美しいシルエットと、比較的良い足の入れやすさが両立する、ここ数年販売が開始されたモデルです。
軽く見ただけでは「HIGH」とそんなに変わらないように見えますが、シューホールも1少なく、踵まわりがグッと低くなっています。
実際に街で見かけると、やっぱり「HIGH」とは違うなーと感じますね。
動作としての履き脱ぎ、そしてシーンを選ばないコーディネートとしての汎用性。
両面でもっとも履きやすいのが「LOW」。
個人的にはエアジョーダン1らしさをその美しいシルエットに強く感じます。
爪先から踵へ向かって流れを感じるシルエットと、丁寧なバランスで構成された各部ディテール。
履きやすさと、履いている事自体の楽しさがギュっと詰まった一足。
JORDAN 1 Low「OG」と「SE」
様々なバリエーションが存在する AIR JORDAN 1 ですが、AIR JORDAN 1 Low には「OG」と「SE」という大きな括りの2バリエーションがあります。
一応、追加で「Retro(レトロ)」も加えれば3バリエーション。
「OG」…Original(オリジナル)の事。
1985年発表当時のデザインやディテールをなるべく再現したタイプ
「SE」…Special Edition の事。
その名の通り、何らかの新たな変更が加えられたタイプ
「レトロ」…Retro 単純に復刻盤 の事。
幅広い意味で、復刻盤タイプ
細かい話になると「OG」「SE」「Retro」の内、一番初めに復刻として販売されたのは以外にも「Retro」タイプで、2004年に販売開始された記憶があります。
今見ると「Retro」はオリジナルから大分かけ離れたデザインに感じますが、当時はエアジョーダンのウィングロゴがあしらわれ、”AIR JORDAN 1” の名が付いた製品がナイキから販売されるだけでも大きな期待が有ったのを覚えています。
続いて販売されたのは「SE」。この辺の順番が入り乱れる感じも面白いですよね。
「SE」は大分オリジナルに似てきますが、ウィングマークの位置やくるぶし周りのパーツ、そして何より全体のシルエットに違いがあります。これでも当時は本当に感動ものでしたね!多分2008年に販売開始でした。
そしてようやく、本記事のタイトルでもある「OG」タイプが登場します。
最初の登場は2015年でしょうか。いちばん遅れての登場です。
この「OG」タイプこそ、マイケル・ジョーダンがルーキーイヤーであった40年前のジョーダン1に最も近いデザインのバリエーション。
エアジョーダン1のシルエットが美しく表現され、より ”ジョーダン1らしい” 、「Original」の名にふさわしいデザインに仕上がっています。
JORDAN 1 Low OG「UNC」
延々とウンチクを書けて楽しい反面、なかなかの長文に自分でもやや引き気味ですが、ようやく本題に。
Jordan 1 Low「OG」タイプの展開ですが、ここ数年はほぼ毎シーズン新カラーが追加されているような感じで、今ざっと20カラーくらいはあります。
一つ一つのカラーに”あだ名”みたいなものが付いていて、中でも人気色は結構有名だったりします。
個人的な好み優先でいくつかピックアップしてみると。
@snkrdunk.com
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まだまだ他にも有りますが、配色バランスの良さそうなカラーバリエーションを選んでみました。
この中でも個人的にいちばん惹かれるのが「UNC」。
「UNC」とは「University of North Carolina」のことで、アメリカ ノースカロライナ州に位置するマイケル・ジョーダンの母校。
このノースカロライナ大学のチームカラーが「ノースカロライナ ブルー」と呼ばれ、マイケル・ジョーダンが非常に好むカラーであることから、多くのエアジョーダンに配色されるカラーになっています。
逸話として有名なのが、ノースカロライナ大学からNBAシカゴブルズに入団した際、ブルズのバスケ哲学や施設の粗悪さに辟易していたジョーダンが、ゲン担ぎに母校ノースカロライナ大学のショーツをブルズのユニフォーム下に履いていた、という話。
ジョーダンのノースカロライナ大への強い思いが伝わってきますね。
実際のカラー自体もいわゆるスカイブルーと呼ばれる水色で清々しい印象。
この UNC カラーがシュータントップのナイキロゴ、踵、ソールの3カ所にバランス良く配されます。
3カ所に少な目っていう、ほど良い”控えめ感”が堪らないんですよねー
踵にジョーダンのウィングマーク。
ジョーダンのロゴと言えば、いわゆる「JUMPMAN(ジャンプマン)」ですが、これは AIR JORDAN 3 以降に製品化されており、それまではこのウィングマークがエアジョーダンのロゴでした。
ジョーダン1と言えば、何と言ってもこのウィングマーク。
ロゴ一つとっても、全く異なる2つのマークが両方これだけ知名度が有るって…説明のしようがない凄さ…
ジャンプマンロゴは3作目以降のエアジョーダンを更に次のレベルに押し上げ、以降決定的でより象徴的な存在へと変わっていきます。
そして数十年の時を経た今ではバスケの枠を超え、サッカー、野球のユニフォームにまでジャンプマンロゴが付く。全く考える事さえなかったほどの成功。
それにしてもこのジャンプマンロゴの伸びやかな美しさは本当にマイケル・ジョーダンの身体能力が明確に現れていますね。
プレイヤーとしてのマイケル・ジョーダンの特長と言えば、得点能力、高い跳躍力から生み出される空中での身のこなし、ここ一番で絶対に外さない勝負強さ…等々上げられます。
個人的には、関節の柔らかさを始めとする、身体全体で表現されるしなやかな動作一つ一つの美しさだと思っています。
細かいディテール等々
爪先のパーツが黒で切り替えられる、いわゆる「つま黒」。
愛嬌を感じますよねー
このアクセントカラー部分はベース部分と異なる、柔らかな素材が使われていて、皺が出るように意図されています。こういう細かなディテールが満足度を高めますね。
AIR JORDAN の中で、唯一 ナイキ スウッシュ が採用されているのもジョーダン1。
ジョーダン2以降はスウッシュが無くなりますが、この頃から、既に「ジョーダン」をブランド化して、ナイキという括りを超えていくという目論見が確立していたと言います。
どんな状況でも目標設定ってすごいもんですね
結構履いてるので汚れちゃってますが、ソールも UNC カラー。
ソールの模様も40年前と同じ柄。こういうのがいちいち楽しいですね
スニーカーを履くのと、もう一つ楽しいのが日々の手入れですよね。
最近は写真の一般皮用 透明/黒/白 のクリームを使ってます。
ある程度履いていると、合成皮革もひび割れが出てくるようで、ケアを忘れずなるべく良い状態で、このジョーダン1を履くことを楽しみたいですね。
AIR JORDAN 1 LOW OG UNC
ジョーダンブランド
nike.com/jp/jordan
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