理想の住まいづくりと、間取りのプランニング。
一番楽しく、そして一番大変な作業になる事も珍しくありません。
そんな間取りプランニング中に出てくる頻出建築用語「出隅」と「入隅」。
初めは何の事?と思いますが、分かると面白くなってきます。

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出隅と入隅、読み方は
読み方は
「でずみ」と「いりずみ」
濁らずに、
「ですみ」と「いりすみ」
という場合もあります。
漢字で「出隅」「入隅」を見ると何となく意味が分かりますが、はじめて言葉で
「デズミ」「イリズミ」と聞いた時は何の事か、全く分かりませんでした。
実務を始めた頃の思い出の1つです。

要するに面と面が交わる角のこと

で すみ【出隅・出角】
Weblio.jp
〘建〙 壁などの二つの面が、ある角度で出合った所の外側の部分。 ⇔ 入り隅
いり すみ【入(り)隅・入り角】
Weblio.jp
① 〘建〙 壁など二つの面が出合った所の内側の部分。
へこんで見える側。 ↔ 出隅
②「 いりがく(入角) 」に同じ。
「出隅」「入隅」と、漢字を見れば意味が想像できる通り、面と面が交わる角の事です。
「出隅」
出隅は、人や物がぶつかる事が多く、また人間の意識が向かいやすい部分でもあるので、特別に保護部材が付けられる事があります。

「入隅」
入隅も人間の視線が向かう部分であり、壁の色や仕上げの切り替えがよく行われます。
また、仕上げ材として施工されている壁紙クロスの乾燥ひび割れが、最も発生しやすいのも入隅です。
クロスひび割れの補修は道具さえあれば比較的簡単に行えます。
建築用語「出隅」「入隅」
いろいろあるけど分かると面白い

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