ASICS | アシックス
日本が誇るスポーツブランド、アシックス。
マラソンシューズのワールドスタンダードはアシックス、という話を聞く程世界的な評価は高く、
実際にアシックス直営店舗へ行くと、海外からのシューズ購入者を良く目にします。
そのアシックスが昨年から厚底シューズを販売開始。
ナイキの厚底シューズが速さを追及しているのに対し、アシックスの厚底シューズは「ラクに長く」走るのがコンセプト。
実際に走ってみると、前部へ向かって傾斜のあるソールによって自然と重心が前方へと移り、坂道を降りていくような感覚になります。
アシックス厚底シューズはMETARIDE、GLIDERIDEを経て最新の「EVORIDE」を発表。
アシックス厚底シューズの「まとめ版」とも言るシューズとなっており、どんなスピードのランニングでもソールの性能は発揮されています。
この記事では、アシックスの「EvoRide」を履いて走ってみたレビューをします。
購入時の参考にしていただければと思います。

ASICS EvoRide

ASICS EvoRide の特長

アシックス エボライドの特長は以下の通り。

一番の特長はアシックス ガイドソール第3弾にして到達した、このソールの形状。

つま先へ向かってせり上がっていくようなソール形状が、自然と身体の重心を前方へと傾け、坂を下っていくような走行感を生み出している。

アウトソール(黒い部分)のフロント部と爪先部のパーツを分け、
せり上がったガイドソールの形状に対応している。
アウトソールを分割することで、より柔軟なソールの変化を促し滑らかな走行感を作り出している。
前傾した重心から滑らかなライドを作り出す、ソールの湾曲。

一見すると、これまでのアシックスシューズと同じように見える外観。
かなりソールにインパクトのあったMETARIDE、GLIDERIDEを経て、ある程度ガイドソール形状を抑えることでガイドソールが持つ走行感の特殊性を一般的なランニングに融合させており、シューズ全体のデザインにもそれが現れている。
ソールが際立つようなインパクトは無いが、ガイドソールの機能がこれまでのアシックスシューズの特性と見事に融合し、
「ラクに、長く」着実に走る 事が出来るようになった。

もちろん、サブ4を目指すシューズとしても能力を発揮してくれます。

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エボライド ガイドソールの
着用時イメージ
外観からガイドソールの機能性が一目で分かりますが、実際に履いて走ってみるとイメージ以上にソールの傾斜がランニングに影響します。
下図の様に、土踏まず先端部にある「ソールの傾斜に力を掛ける」と、「前傾方向の反発力」が得られるイメージです。

この感覚を得られるのに、少し慣れが必要かもしれません。
アシックス エボライド ディテール etc.


ソールはアシックスのソール素材「FlyteFoam ProPel」を採用。
クッション性と反発性を両立させている。

アッパーはエンジニアードメッシュ。通気性とフィット感、デザイン性を生み出している。


インサート(足首)部分。踵側の厚みは抑えられ、フィット感が重視されている。

アウトソールはアシックス独自テクノロジーのAHAR(エーハー)とAHAR+(エーハープラス)をそれぞれ適所に採用している。




ASICS EvoRide カラーバリエーション
ASICS EvoRide を
履いてみての感想
■ 良かった点
- ガイドソールによる自然と脚がライドしていくような走行感
- METARIDE、GLIDERIDEを経て軽量性、小型化を達成し、走行感が一気に向上した
■ 気になった点
- 独特のソール形状のため、慣れが必要になることもある。
脚への負担が増えることもあり得る。
アシックス エボライド は
こんな人におすすめ
- 推進力の高いソールのシューズを試してみたい方
- キロ5分以上のペースでのランニングで脚力強化を検討されている方
- サブ4を目指すトレーニングを行う方

ASICS EvoRide
レビューまとめ
この記事ではASICS EvoRide についてご紹介しました。
アシックスが開発した厚底ソール「ガイドソール」を採用した「ENERGY SAVING FAMILY」第3弾として発表されたエボライド。
これまでの大きな推進力を生み出していたガイドソールを小型化し、アシックスシューズの特長である安定感と見事に融合させることに成功、
「ラクに長く」、着実に速く 走れるようなシューズに仕上がっています。
どんなペースのランニングでも効果を感じられ、
サブ4を目指すシューズとしてその機能が発揮されるのは当然、
キロ5分以上でのランニングに大きな恩恵
が出るよう、ベストバランスが計算し尽されています。

EvoRide
アシックス
asics.com

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アシックス ランニングシューズの
搭載テクノロジー
アシックスシューズを作り出す、ランニングシューズテクノロジー一覧。
[1]GEL (ゲル) ‐ クッション性
部分で搭載されるクッション材。
ソールの一部に使用衝撃緩衝性に優れたGELをミッドソールに内蔵。使用シーンに合わせて、踏み付け部、かかと部のふさわしい部分に使い分けています。
※ EvoRide では搭載無し
[2]FlyteFoam(フライトフォーム) ‐ 軽量性
ソールのメイン材。耐久性、クッション性、反発性の大部分を担う。
従来のE.V.A.(エチレン酢酸ビニル共重合体:アシックスで採用されてきたソールのメイン材)より軽量化を実現し、反発性に優れたフォーム素材。有機繊維を材料に添加することで軽量かつ優れた耐久性も実現。
[3] DYNAMIC DUOMAX(ダイナミックデュオマックス) ‐ 安定性
ソールの一部を構成する補強材。ソールのメイン材であるFlyteFoamよりも硬質とする事で、着地時に足が左右へ倒れ込むのを防ぎ、安定した着地をサポート。
上部に凹凸を施し、ミッドソールを挟み込んだデュオマックス構造。着地時にかかる力を分散させて足裏への負担を軽減。より快適な走行が可能に。
※ EvoRide では搭載無し
[4]TRUSSTIC(トラスティック) ‐ 安定性
ソールのつま先側と踵側の間に設置される樹脂材。ソール自体の不要なねじれを防ぐ。
ミッドソールの中足部を補強した構造。運動時にねじれが生じやすい中足部の剛性をアップし、フットワークの安定性を高めます。
※ EvoRide では搭載無し
[5]GUIDANCE LINE(ガイダンスライン) ‐ 安定性
ステップ時の荷重を滑らかに移動させるためのソール全体の造形。緩やかな溝がソールを縦断している。
着地時から蹴り出しまで安定した走りを実現させるために設計された構造。
※ EvoRide では搭載無し
[6]AHAR PLUS(エーハープラス) ‐ 耐久性
アウトソール材。直接地面に接する面に用いられる材。
従来のラバーと同等の軽量性、グリップ性をもちながら、約3倍(アシックス社比)の耐摩耗性を発揮するアウターソール素材。
[7] IGS(アイ・ジー・エス)
IMPACT GUYDANCE SYSTEMの略。各テクノロジーを総合的に融合させる設計手法。
目的とする動作を行うための最適な設計思想のことをIGSと呼んでいます。バイオメカニクスはもとより、材料力学・衝撃工学などの幅広い知見をもとにしています。
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