MDF材を使った、とても簡単なDIYのご紹介。

使うものはプレカットされたMDF材と
「木工用ボンド」だけ。

所要時間はボンドが固まるまでの1時間程。

その部屋毎に自由な寸法で簡単に家具がつくれます。

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本当に簡単DIY
MDF材でTVボード作りました

プレカットされたMDF材があれば、木工用ボンドで接着するだけの本当に簡単な家具作りです。
ポイントは、「MDF材」のプレカット。

MDF材とは

中密度繊維板(ちゅうみつどせんいばん)は木質繊維を原料とする成型板(ファイバーボード)の一種。MDF(medium density fiberboard)と略称され、JIS A 5905が定める規格では、木材などの植物繊維を原料とし、ドライプロセスによって製造される繊維板(ファイバーボード)のうち、密度が0.35 g/cm3 以上のものをいう。中質繊維板とも呼ばれる。

ja.wikipedia.org

木を繊維状にして、練り合わせて板状にしたものです。
均一な構成と、大きさと厚さの自由度がとても高いのが特徴です。
実はかなり一般的な材料で、形の作り込みも容易なため、幅木や建具等に使われている事もあります。幅木や建具の表面のシート材を貼付ける、基材となっています。

プレカットとは

プレカット (precut) とは、一般に、何かの生産工程において「あらかじめ切断しておく」ことを意味する動詞である。

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MDF材のプレカットですが、ホームセンターで行うのが一番良いです。
ホームセンターでは様々な厚さのMDF材がいわゆる真物(91cm×182cm)寸法で売り場においてある事が一般的ですから、ホームセンター内のカットブースで希望の寸法にカットしてもらい、自宅に持ち帰ってくるのが一番スムーズな方法です。
(※必ずMDF材の有無、カットサービスの有無を事前に店舗へ確認しておきましょう)

ボンドは一般的な木工用ボンドで行いました。
MDF材は全部で7ピース。少しだけ複雑な形状となります。

使うものはこれだけ

早速作成開始

とにかく簡単。MDF材にボンドを塗って、材同士をくっつけます。

必要ならば寸法位置をマーキングしておきましょう
MDF材同士を接着
次の材を着けるためのボンドを塗ります
少し形が出来てきます。

垂直、水平、直角は十分に注意しながら材同士を接着します。
接着直後に整えないと、すぐにボンドの硬化が始まり調整が出来なくなってしまいます。

コーヒーでも淹れてゆっくり硬化を待ちましょう

要所々々でボンドの硬化を待ちます。
無理に急ぐと固まりかけのボンドがズレたり剥がれたりして、MDF材自体が使い物にならなくなります。

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ボンドが硬化したら、次の材を接着します

次の部材の接着用に立ち上げます
TV台の脚部全体が出来てきました
天板を接着するためのボンドを塗ります
最終部材の天板部材2枚を接着

完成!

硬化待ちの時間も含めて1時間弱で出来ました。

部屋とのスケール感
少しずらした2枚の天板は、部屋の壁に沿わせる設計です

DIYのTVボード ビフォーアフター

プレカットのMDF材があれば、とても簡単に、自分の部屋に合わせたぴったりサイズの家具が作れます。
もちろんコストも数千円台。楽しみながら、自分だけのインテリアを実現出来ます