空間の印象を決める一番の要素が壁。

そして空間が使われる機能上、最も酷使されるのが床。

床材の仕上げ。
機能上は最も入念な検討が必要かもしれません。

今回のリノベーションでは水回りの床をいわゆる「Pタイル」で仕上げました。
質感、耐水性、共に文句ナシの結果になりました。

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住宅の床仕上げ主要材

リノベーションで検討する場合、比較的よく上がる床材は、3つに絞られると思います。

タイル

いわゆる焼きタイル。
粘土を焼き固めたもの。
ほとんどのタイルが表面に釉薬を塗っている。

フローリング

いわゆる木フローリング。
木を加工して板状にしたもの。
住宅の床では最も一般的な仕上げ材。

最近では、木をそのままフローリングにした製品はむしろ少なく「突き板」と呼ばれる、木を薄くスライスしたものを合板フローリング材の表面に張る、または表面に科学的なプリント材を貼る事も多くなっています。

ビニル床タイル

科学的に製造された床仕上げ材。
種類、用途も非常に多種多様。
住宅の床材となりやすいのは、以下2種類。

・クッションフロア
シート状の床材。接着剤でシートを床下地に貼り付ける。

・ホモジニアス系ビニル床タイル
クッションフロアとは異なり、一つ一つの材がパネルのピースとなっている。
総じてPタイル(田島社の商品名がそのまま総称となっている)とも呼ばれる。

各材の比較

「一般的に」想定される各項目を、床材別比較。

価格
タイル     … 良
フローリング  … 可
ビニル床タイル … 優
もちろん、全ての項目を一概に比較評価は出来ませんが、より化学的に製造出来るものが、コスト面ではメリットが大きいと言えます。

質感
タイル     … 良
フローリング  … 優
ビニル床タイル … 可
天然の材をそのまま使用する、という意味で木フローリングが優れているとしました。

施工性
タイル     … 可
フローリング  … 良
ビニル床タイル … 優
タイルは重量がある、大きさをカットするのに手間がかかる、下地の処理がほとんどの場合モルタルが必要になる、等の点で施工性は劣ります。

防汚性
タイル     … 良
フローリング  … 可
ビニル床タイル … 優
表面のコーティング如何にはよりますが、仮に全て一様の価格帯であるならば、汚れの着きにくさ、掃除の行い易さは断然ビニル材。

耐候性
タイル     … 優
フローリング  … 可
ビニル床タイル … 良
粘土を高温で焼いている、という点で耐候性は圧倒的にタイル。
3種の内で唯一外壁材となっておりのもタイル。

耐水性
タイル     … 優
フローリング  … 可
ビニル床タイル … 優
目地の仕様を考慮せずに判断するならば、タイルとビニル材は共に優と考えられます。

今回のリノベーションでは水廻りは全て、「Pタイル(ホモジニアス系ビニル床タイル)」で仕上げました。

この選択は大正解。
質感、耐水性、掃除のし易さ、全て文句なし!